鶯宿温泉は天正年間、鶯が湯浴びをしているのを発見したのが始まりとされます。 このページでは鶯宿温泉の周辺の歴史や観光、見所を紹介します。. 開湯450年の伝統を誇る温泉。 その名称は、その昔一羽の鶯が傷を温泉に浸して治していたことに由来します。 約2kmにわたって旅館・ホテルが立ち並び、温泉地の風情がたのしめます。
鶯宿温泉(おうしゅくおんせん)は、岩手県岩手郡雫石町(旧国陸奥国、明治以降は陸中国)にある温泉。雫石盆地の南西隅に位置する。
泉質
- 硫黄泉
- 源泉温度57 – 62℃
温泉街
鶯宿川の両岸にホテルや旅館、民宿が立ち並ぶ。規模の大きなホテルから、自炊部を備えた湯治を行える旅館まで存在する。
盛岡市の近郊に位置し、同市からの利用客も多い。長らくは湯治場としての性格が強く、昭和初期には冬の農閑期に盛岡近郷から自炊客が馬橇をひいて集まったが、1950年代頃から観光開発が始まって旅館が増え、1970年代からは寮も相次いでできた。
鶯宿温泉観光協会に併設して町営の共同浴場があり、現在では町民以外の入浴も可能となっている。
歴史
天正年間に加賀国の農民によって発見されたという。開湯伝説によれば、ウグイスが川床で傷を癒しているところを加賀国から移住してきた木樵「助」と名乗る男が発見したと伝えられ、以後は近郷の僧侶の助力もあり、庶民の湯治場として整備し、ウグイスの伝説に因み、鶯宿と名乗るようになった。
9代目盛岡藩主の利雄は、持病の痔の治療のため、月に何度も鶯宿温泉の湯を取り寄せたといわれる。川口旅館には、殿様用の部屋があったとされる。
1896年(明治29年)の陸羽地震では一時温泉の湧出が止まったとされる。
1950年代時点では5つの源泉(月見の湯、鶯の湯、町有泉など)が利用されていた。
1966年発行の『宿泊施設実態調査報告書』では年間宿泊者数12.6万人との記載があり、これは花巻温泉郷(35.2万人)に次いで県内2番目である。
1989年3月発行の『岩手県旅館環境衛生同業組合30周年記念誌』に記載されている岩手県旅館組合鶯宿支部の名簿では、鶯宿地内に25軒(ホテル長栄館、ホテル加賀助、鶯宿温泉観光ホテル、ホテル偕楽苑、ホテル清光荘、ホテル鶯宿梅、川口ホテル、南部富士見ハイツ、川口旅館、しんでん旅館、小枝旅館、鶯の宿、鶯谷荘、鶯別館、旅館鶯宿、ホテルとちない、石塚旅館、川久旅館、鶯泉館、煙山旅館、栄弥旅館、川武旅館、鶯旅館、かどや旅館、貸別荘河鹿荘)の宿泊施設があった。このうち川口旅館、石塚旅館、川久旅館は自炊部があり、川武旅館、鶯旅館、かどや旅館は自炊部のみであった。
1990年代から2000年代にかけては、大規模旅館の拡大により全体の宿泊客数は増えたが、小規模な宿泊施設が数を減らした。2009年(平成21年)4月に、温泉街中心部の廃墟旅館を撤去し、足湯のある「うぐいす湯の里公園」が開園した。現在1年間で約17,000人の来園者を数えている。
1995年(平成7年)には、東日本ハウスがホテル森の風鶯宿および遊泳施設「けんじワールド」をオープンさせ、1997年(平成9年)7月には、併設してビアレストラン銀河高原ビール鶯宿がオープンした。けんじワールドは、屋内に海岸を再現した遊泳施設で、日帰り入浴温泉施設も併設されていたが、後に閉鎖され、跡地はガーデニング公園「フラワーガーデン森の風」にリニューアルされた。日帰り入浴については併設されている「ホテル森の風鶯宿」本館にて対応している。
2024年には「長栄館」が閉業、2025年には赤い風車、末広園、ホテル偕楽苑が閉業となった。
水を吐くフグ
2018年(平成30年)には、秋田共栄観光が秋田県や青森県で経営するホテル5軒で低廉な価格でフグ料理を提供するために、同社の子会社である一山商事を通して、鶯宿温泉の廃業したホテルの温泉水を利用して温泉トラフグの養殖を開始した。温泉トラフグは2019年6月から雫石町のふるさと納税の返礼品に追加され、同年9月6日に鶯宿温泉 川長でお披露目・試食会が開かれた。なお、同年に養殖の様子を撮った写真が「水を吐くフグ」としてTwitter(現・X)で注目を浴びた。
交通
- JR秋田新幹線雫石駅より乗合タクシーあねっこバス鶯宿線で「鶯宿温泉」下車。
- 「あねっこバス」利用上の注意については「あねっこバス#利用情報」を参照。
- 東北自動車道盛岡ICから国道46号線経由で約35分。
2022年9月までは岩手県交通が盛岡バスセンターから繋温泉経由で鶯宿温泉を結ぶ路線バスを運行していた。
周辺
- フラワー&ガーデン森の風
- 八幡平カントリークラブ – 1962年10月開場。
- YU-YUファーム
- 鶯宿運動場 – 1969年開設。
- ゲートボール場 – 1989年1月開設。
- クロスカントリースキー場 – 2001年2月開設。
脚注
関連項目
- 日本の温泉地一覧#岩手県
- 盛岡つなぎ温泉
- 奥座敷
外部リンク
- 鴬宿温泉観光協会 – ウェイバックマシン(2023年12月26日アーカイブ分)
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鶯宿温泉は、岩手県にある開湯450余年を誇る温泉地です。 鶯宿という名前は、一羽の鶯が傷ついた足を湯に浸し治しているのを、木こりが発見したという開湯伝説に由来します。 さて、「鶯宿温泉」はなんと読むでしょうか? 正解は、「おうしゅくおんせん」でした。 鶯宿温泉とは、どんな温泉地か詳しくみていきましょう! 鶯宿温泉とはどんな温泉? 提供:公益財団法人 岩手県観光協会. 岩手県の雫石(しずくいし)町にある鶯宿温泉。.. 鶯宿温泉 (おうしゅくおんせん)は、 岩手県 岩手郡 雫石町 (旧国 陸奥国 、明治以降は 陸中国)にある 温泉。 雫石盆地の南西隅に位置する [1]。 鶯宿川の両岸に ホテル や 旅館 、 民宿 が立ち並ぶ。 規模の大きなホテルから、自炊部を備えた 湯治 を行える旅館まで存在する。 盛岡市 の近郊に位置し、同市からの利用客も多い [2]。 長らくは湯治場としての性格が強く、昭和初期には冬の農閑期に盛岡近郷から自炊客が 馬橇 をひいて集まったが、1950年代頃から観光開発が始まって旅館が増え、1970年代からは寮も相次いでできた [3]。 鶯宿温泉観光協会に併設して町営の共同浴場があり、現在では町民以外の入浴も可能となっている。 天正 年間に 加賀国 の農民によって発見されたという [4]。